不倫をするならせめてサルトルに倣え…
「ハッピーバレンタイン!!」
と、バレンタインの命日(?)に言っていいものかようわかりませんが、いつの間にか2月も半ばでございます。
とにかく、今日は「愛の日」!!!
エイプリルフールに嘘をつかなければならないのと同様、今日は愛について語らなければならないのです!!!(←こういうのを日本人的発想というのかしらww)
「お厚いのがお好き?」というテレビ番組をご存知かしら?
10年ほど前にNISSANの提供で放送されていた(←これをとても強調していたの)w
「100分de名著」のはしりみたいな番組。
私はなんやかやあって、見逃す事が多かったけれど、放映後、1冊の単行本にまとめられたので買って読んだ。
- 作者: 小山薫堂(企画),富増章成,小山薫堂,益田ミリ,華鼓
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2010/03/02
- メディア: 文庫
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その中の「サルトル」についての説明が印象的だったので今も覚えている。
確か「サルトルは妻帯者であったが、結婚後も自由な恋愛を楽しむ事を提案し妻に認めさせていた」みたいな話。
そして最近、ワイドショーでの不倫報道を見て思ったのが
「不倫をするならせめてサルトルに倣えばいいのに」
という事。
「結婚しても、お互い自由な恋愛をし続けようね」
と了解をとり、公表しておけば第三者の口出しなど「余計なお世話」とつっぱねられるだろうに。
そうした信条もなく、不倫しているのはナゼかしら???
バカなの?
ゲスなの?
新手の「見える化」なの?
それにしても「他人のものを取った」、「持ち主を裏切った」みたいな感じで不倫が語られるのは気持ち悪い。
「婚姻」というのは差し詰め「所有権登記」という事かしら?
あ〜、やだやだ。
(そういえば「婚姻制度なんてなくなってしまえばいい」みたいなツイートをきっかけにフォローしはじめたマサキチトセ氏の記事を貼っておきますね。
昨年『現代思想』に書いた文章を個人ブログで全文公開しましたよ〜✨
— マサキチトセ | Masaki C (@GimmeAQueerEye) 2016, 2月 10
[全文公開] 排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流「LGBT運動」と同性婚推進運動の欺瞞 - 包帯のような嘘 https://t.co/tLB8rj1Jo4
まだ私は読んでませんけどね…orz
というかこの論文が載っている『現代思想』買ってあるのだけど、手をつけていないという……。)
ところで、「『不倫』なんていうのは時代によって定義が変わる。昔は……」みたいな話をマスコミの前でした石田純一は、次の日に「不倫は文化」という見出しでスポーツ新聞を飾ったわけですが、いったい「不倫」てなんなのかしらね?
この本を読めば何か分かるのかしら?
でもそこまで興味はないのよね…。
だって私は「不倫」なんてものとは無縁だからwww
恋愛関連全般苦手なのよね…。
恋愛感情抜き人間関係のための人格形成を目指してしまい、ほぼほぼ成功してしまったのです?!
ちなみに
「サルトルに倣えばいいのに」
なんて言いましたが、あまりオススメはしません。
実は例の本のサルトルの説明には続きがあって
「サルトルは自由な恋愛を楽しみ続けたが、妻は次第に精神を病んだ。しかしそれでも離婚しなかった。」
という感じに続くのです。
あなたの所属する社会の文化が「不倫」というのから「不倫」になるのかもしれませんね。
敢えてそこに挑むなら、せめて何かしらのポリシーをお持ちになったらいかがでしょうか?
そうした既存の常識を打ち破るポリシーに垣間見える知性の光を私は見てみたいのですが、世の中真っ暗ね…orz
ってか、私のお先が真っ暗なだけかしらwww
という事で、シー・ユー・ネクスト・フライデイ・頃(^o^)/