ヨモギサワ・ヨコボリ・ヒロフサ

思考の結果を徒然なるままに…

不倫をするならせめてサルトルに倣え…

「ハッピーバレンタイン!!」

 

と、バレンタインの命日(?)に言っていいものかようわかりませんが、いつの間にか2月も半ばでございます。

 

とにかく、今日は「愛の日」!!!

 

エイプリルフールに嘘をつかなければならないのと同様、今日は愛について語らなければならないのです!!!(←こういうのを日本人的発想というのかしらww)

 

 

お厚いのがお好き?」というテレビ番組をご存知かしら?

 

10年ほど前にNISSANの提供で放送されていた(←これをとても強調していたの)w

「100分de名著」のはしりみたいな番組。

 

私はなんやかやあって、見逃す事が多かったけれど、放映後、1冊の単行本にまとめられたので買って読んだ。

 

お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)

お厚いのがお好き? (扶桑社文庫)

 

 

その中の「サルトル」についての説明が印象的だったので今も覚えている。

 

確か「サルトルは妻帯者であったが、結婚後も自由な恋愛を楽しむ事を提案し妻に認めさせていた」みたいな話。

 

そして最近、ワイドショーでの不倫報道を見て思ったのが

「不倫をするならせめてサルトルに倣えばいいのに」

という事。

 

「結婚しても、お互い自由な恋愛をし続けようね」

 

と了解をとり、公表しておけば第三者の口出しなど「余計なお世話」とつっぱねられるだろうに。

 

そうした信条もなく、不倫しているのはナゼかしら???

 

バカなの?

ゲスなの?

新手の「見える化」なの?

 

それにしても「他人のものを取った」、「持ち主を裏切った」みたいな感じで不倫が語られるのは気持ち悪い。

 

「婚姻」というのは差し詰め「所有権登記」という事かしら?

 

あ〜、やだやだ。

 

(そういえば「婚姻制度なんてなくなってしまえばいい」みたいなツイートをきっかけにフォローしはじめたマサキチトセ氏の記事を貼っておきますね。

 

 

まだ私は読んでませんけどね…orz

というかこの論文が載っている『現代思想』買ってあるのだけど、手をつけていないという……。)

 

ところで、「『不倫』なんていうのは時代によって定義が変わる。昔は……」みたいな話をマスコミの前でした石田純一は、次の日に「不倫は文化」という見出しでスポーツ新聞を飾ったわけですが、いったい「不倫」てなんなのかしらね?

 

この本を読めば何か分かるのかしら?

 

はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)

はじめての不倫学 「社会問題」として考える (光文社新書)

 

 

でもそこまで興味はないのよね…。

 

だって私は「不倫」なんてものとは無縁だからwww

 

恋愛関連全般苦手なのよね…。

恋愛感情抜き人間関係のための人格形成を目指してしまい、ほぼほぼ成功してしまったのです?!

 

ちなみに

 

サルトルに倣えばいいのに」

 

なんて言いましたが、あまりオススメはしません。

 

実は例の本のサルトルの説明には続きがあって

 

サルトルは自由な恋愛を楽しみ続けたが、妻は次第に精神を病んだ。しかしそれでも離婚しなかった。」

 

という感じに続くのです。

 

あなたの所属する社会の文化が「不倫」というのから「不倫」になるのかもしれませんね。

 

敢えてそこに挑むなら、せめて何かしらのポリシーをお持ちになったらいかがでしょうか?

 

そうした既存の常識を打ち破るポリシーに垣間見える知性の光を私は見てみたいのですが、世の中真っ暗ね…orz

 

ってか、私のお先が真っ暗なだけかしらwww

 

という事で、シー・ユー・ネクスト・フライデイ・頃(^o^)/